名古屋の喫茶店文化を全国に知らしめたのは、まぎれもなくコメダ珈琲店である。時間内であれば、ドリンク代のみでついてくるモーニングや、デニッシュパンにたっぷりのソフトクリームが乗ったシロノワール。具だくさんのサンドイッチや、名古屋定番の小倉トーストなどなど。お店を通して、名古屋そのものを伝えているような存在である。

そのコメダに、甘味処があることをご存じだろうか? 愛知に7店舗、神奈川に1店舗しか存在しておらず、全国的にはほとんど知られていない。そのお店「おかげ庵」では、自分でお団子や五平餅を焼くことができるのだ。これが結構楽しい!

・コメダ珈琲店と隣接

私(佐藤)が訪ねたのは、地下鉄桜通線の車道駅から徒歩約3分のところにある。おかげ庵葵店だ。ここはコメダ珈琲の店舗と隣接しており、敷地が広くて看板がデカい! 都内の商業施設の店舗しか知らない私には、巨大な看板だけでも十分衝撃的だった。

メニューを見ると、甘味処と称しているだけあって、和のスイーツが充実している。シロノワールは抹茶ソフトを添えており、あんみつ・みつまめ・ぜんざいなど、甘味好きにはたまらないラインナップとなっている。なかでも興味を引くのが、「焼物」だ

・自分で焼く

電熱式の焼き台でお団子や五平餅・いそべ餅・大福を焼くことができる。これはたしかに甘味処でしか楽しむことのできない魅力。

私はお団子3種を楽しめる『お団子三昧』(620円)を注文することに。醤油・きなこ・あんこの3種で、これに団子を絡めて食べるのだ。

なお、焼き立てのだんごに “きなこ” がくっつかないので、別途シロップが用意されている。一度シロップに浸してから、きなこを付けるそうだ。

・焼き加減はわからない

さて、さっそくお団子焼き開始! まずは焼き網の上にキレイに3本整列。

考えてみれば、お団子を焼くのは人生初の経験。したがって、どの程度で焼き上がるのか、よくわからない。両面に焼き目がついたら完成とのことだが、どのくらいの時間で焼き上がるのか……。おおむね7~8分焼いたところで、片側に焼き目がついた。こんがりとしていて、ウマそうだ。

裏面も同様に焼いて、焼き団子としてはOK。醤油味だけは、一度醤油に浸して、再びサッと焼く。

・意外と楽しめる

あんこときなこを他の2本にそれぞれ付けて、3種セットの完成である。

味はそこそこ。猛烈にウマい訳ではないけど、焼き立て団子を食う機会は、意外と少ないので、新鮮に感じられた。何より、焼く体験は結構楽しい。次の機会があれば、五平餅に挑戦してみたいと思う。

いずれにしても、喫茶店業界に新風を巻き起こしてきたコメダ珈琲店は、おかげ庵で甘味処業界に革命を起こすことになるかもしれない。今後の店舗展開が気になるところだ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 甘味喫茶 おかげ庵 葵店
住所 愛知県名古屋市東区葵3-12-18
営業時間 8:00〜23:00
定休日 なし

参考リンク:甘味喫茶 おかげ庵
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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